1800年代のアメリカのオーバーオールをベースに製作。
当時の縫製や仕様はそのままに、ブランドらしくハイウエストに再設計されたデザインが特徴です。

米国産オーガニックコットンを使用し、岡山にある旧式力織機で織り上げた 3/1左綾のライトオンスデニムを使用。
現代の織機の10～20分の1という低速度でしか織ることができない"シャトル織機"とも呼ばれる旧式力織機でゆっくりと織り上げたデニム生地は、綿糸本来の凹凸が残り、良い意味でムラができます。

経糸は硫化染料をミックスしたインディゴで、風化したようなグリーンキャストな色味が特徴。
ロープ染色で芯白に染めています。
緯糸は時間経過を感じさせる黄ばんだ生成りに染めた特注のネップ糸を使用。
これらの2種の糸を使用することで、ブランド独自の濃くて深みのあるインディゴブルーが出来上がっています。
仕上げにはサンフォライズドと呼ばれる防縮加工。
錆びなどの経年変化を楽しめる刻印入りオリジナルボタンを採用しています。

[T.T]
T.T(ティー・ティー)は「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」をコンセプトに提案をするブランド。
海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて70～100年以上前の服を収集し、考古学の観点から現在もしくは未来にも存在する服を研究しています。