6月にリリースしたダブルニージーンズに続いて、この秋も 〈 ANCELLM 〉とのコラボレーションが実現。
今回リリースするのは、スウェードのような風合いのシルク製オリジナルファブリックを採用したショートブルゾン型ジャケット。
1LDKとANCELLMの蜜月関係について深掘りしたFeature Pageに続いて、今回は別注シルクジャケットについてのお話をお届けします。
6月にリリースしたダブルニージーンズに続いて、この秋も 〈 ANCELLM 〉とのコラボレーションが実現。
今回リリースするのは、スウェードのような風合いのシルク製オリジナルファブリックを採用したショートブルゾン型ジャケット。
1LDKとANCELLMの蜜月関係について深掘りしたFeature Pageに続いて、今回は別注シルクジャケットについてのお話をお届けします。
着込むほどに味が出る、まるでスウェード?なシルクジャケット
―10月5日(土)にリリースするこちらのシルクジャケットについてお話を聞かせてください。
中根「以前ANCELLMのインラインで販売されていた同素材のアイテムをセットアップで愛用しているのですが、風合いも着心地も本当に気に入っていて。自分が実際に着て良さを実感しているこの生地を使って何か作りたいと思ったのがスタートです。」
山近「スウェードシルクと名付けているのですが、シルクに加工を施してスウェードの風合いを表現したANCELLMオリジナルファブリックです。かなりこだわって作った生地だったので、中根さんに良いと言っていただけて嬉しかったですね。」
中根「本物のスウェードかと間違うくらいリアルな風合いでありながら、シルクなので肌離れが良くてタッチが滑らかなんですよね。春や秋はもちろん、暑い時期の日除けや肌寒い時のちょっとした羽織りとしてもちょうど良い素材感だと思います。」
ANCELLM for 1LDK
"SUEDE SILK JACKET"
COL: NAVY
SIZE: 1 / 2
¥48,400-TAX IN
シルクでスウェードのような風合いを再現するという、ANCELLMならではの加工技術を駆使したショートブルゾン型ジャケット。
シルクのくず糸を原料としたエコ素材「ノイルシルク」を使用。
パッカリングやジップの波打ちなどヴィンテージさながらのムードを持ちつつも、サイジングやカラーリングでモダンに仕上げた一着。
中根「このスウェードシルクを使って気軽にばさっと羽織れるようなライトブルゾンを作りたいとお伝えして。私物のジャケットをお見せして、全体のシルエットや私物にはないポケットのたわみなどこちらから要望をさせていただいて、山近さんの技術で実現してもらいました。」
山近「初めはインラインの型をベースに、という話でしたが、中根さんからの要望を元にディテールを変えていくうちにサイズバランスも調整したくなってしまい、結局完全オリジナル型のジャケットが完成しました(笑)。」
中根「わがまま言ってすみません…。こちらから要望をさせていただいた以外の部分は基本的に山近さんにお任せしたのですが、切りっぱなしの部分とそうでない部分のバランスや細かいステッチの配置、身体のラインが綺麗に見えるサイジング…さすがの仕上がりで。サンプルが上がってきた時にはほぼ言うこともないくらいに完成していたので、コメントをお戻ししたのは色味についてくらいでした。」
山近「袖は切りっぱなしだけど、裾までやってしまうと1LDKのイメージと離れてしまうと思ったので、このバランスで提案させてもらいました。インラインだったら裾まで切りっぱなしにしていたと思います。肩に入れたダーツはデザインとしてはもちろん、目線を拾って身体のラインが綺麗に見えるような役割も果たしていたりと、他にも細かい部分のこだわりをあげるとキリがないのですが…実際に着ていただければわかると思います。」
―カラーはこちらのネイビーのみの1色展開ですね。
中根「そうですね。特に決めているわけではないのですが、よくお客様から1LDKのイメージカラーはネイビーと言われることがあって。他の色とも合わせやすいし、スウェードシルクの製品染めの風合いとも相性が良いかな思い。」
山近「製品染めで仕上げているので色味の調整がなかなか難しく、苦労しましたね。サンプルの段階でネイビーの濃淡について何度もやりとりさせていただいて。製品染めならではの味は残しつつ、深みのあるソリッドなネイビーになったと思います。」
―最後に、どんなアイテムと合わせて着て欲しいですか?
中根「日常着として、自分の好きなアイテムに合わせて欲しいなと思います。経年変化を楽しみながらガシガシ洗って着て欲しいですね。僕は短めの丈を活かして、太めのパンツを合わせてAラインシルエットで合わせる予定です。6月にご好評いただいたデニムとの相性も抜群なので、手にとっていただいたお客様にはデニムを穿いて是非袖を通してもらいたいです。」
山近「デニムと被ってしまいますが、どんなアイテムでも合うと思います。性別や年齢問わず、どんなスタイルにも馴染むANCELLMらしい1着に仕上がったと思うので、手に取っていただいた方がどのように着こなしてくれるのか、とても楽しみです。」
10月5日(土)〜7日(月)は、別注アイテム発売にあわせて、完売していたANCELLM 24AWのアイテムや過去のアーカイブアイテムをご購入いただけます。
また5日(土), 6日(日)は、ANCELLMチームも在店し皆さまをお迎えいたします。*6日(日)は16時まで
制作秘話やこだわりのポイントなど直接聞くことができる貴重な機会となります。
皆さまのご来店をスタッフ一同お待ちしております。
Text_Sho Iwata