~キバタのカバーオールセットアップ~
チームで辿り着いたデニムアイテムとしての答え
I.)
生半可にデニムのアイテムは作れない中で、辿り着いたこのアイテム。
SSの雰囲気もすごく良くって、反響も大きく、すでにパンツワンサイズを残し、完売間近です。
見たことない色落ちなんですが、これはどのように。
A.)
ありがとうございます。
キバタと呼ばれる織ったままの生地を使うことで出る凹凸の奥行きがそう感じさせているんだと思います。アナログな昔と今の対比を大事にしたかった、それで行き着いたのがキバタです。
組上は色落ちの表現を見やすくしたくて、表面的で平らなパターンにしました。
I.)
なるほど、AWシーズンのもののシルエットに関しては、SSのシーズンのものと比べると縦長で立体的というか。
というと、これも生地ありきで選出した型というのがよくわかりますね。
A.)
はい。AWでは撚り杢の生地にしたので立体感を出したかったんです。
平らなパターンでやるとどこかつまらなくって。リファレンスは大戦前のすごく古い時代のカバーオールのディテールで、ポケットの位置もだいぶ外についてるし。一見やりすぎた感があるんですけど、僕らからみるとこれも新しく感じました。
I.)
なんだか見た目の奇怪さ以上に着るとしっくりきます。
デニム地でしっかりとワークテイスト、にも関わらず、先述されていた縫製の技が綺麗で、心地いいチグハグさがなんとも言えないですね。
店頭ではマイサイズが早々売れてしまって、悔しいです本当に。AWで改めて狙おうと思います。